【家に興味がなかったのに、 すっかり夢中になりました。】
妻も私も、家は寝られればよくて、インテリアにも興味がありませんでした。でも、家を建てるなら、かっこよくて暮らしやすいほうがいい。いろいろと調べるうちに夢中になりましたね。住宅や店舗、本を参考に間取りや内装を考えました。
大事にしたのは、バランスと色のコーディネート。ほしいソファが無理なく置けるようにリビングの大きさを決めるとか、基調の白だけが浮きすぎないように配色を決めるとか。それを考えるのは楽しかったですね。
家にこだわりがなくて、希望といえば「吹き抜けがほしい」くらいでした。素材やインテリアを選ぶときは、前職がアパレル関係だったためか、色の使い方が上手な主人にまかせました。
動線もよく考えてくれて、ひと続きになったリビング、ダイニングとキッチン、水回りが2階にまとまっています。
このフロアだけで生活できますし、家事もしやすいです。いまでは、旅先で泊まっても「早く帰りたいね」と、ふたりで話すほど。とても快適な家ですよ。
明るく広いリビングは、TRUCKのソファを主役にして設計された。何度も大阪まで足を運び、座り心地や手ざわりを確かめて、すっかり気に入ったソファ。そこでくつろぐ時間が幸せだと夫婦は言う。
晴れて空気の澄んだ日には、窓の向こうに富士山が望める。ご主人がこだわり抜いたステンレスキッチン。自然素材と見事にマッチングして、空間の表情をつくっている。
